こんにちはseraです。
宅地建物取引士の資格試験に合格するまでにした、勉強法を記事にしたいと思います。
試験日が10月で勉強を始めたのが、今の時期(5月)でしたのでまだ勉強すれば間に合うのではないでしょうか!
「宅地建物取引士」の試験・合格率はどんなぐらいか
宅地建物取引士の資格試験は、マークシートから選択します。
下記の4つの項目に分かれます。
・「宅建業法」(20問)
・「民法等」(14問)
・「法令上の制限」(8問)
・「その他の関連知識」(8問)
過去の10年間の合格率は15〜17%
合格基準点は、31〜37点(50門中)です。
2018年度の合格率は15.6%
※受験者数213,993人 合格者33,360人
この数字だけみると受かる気がしません.
しかし、宅建士って合格率の割には、ちゃんとしたやり方で勉強すれば合格できる資格です。
「合格」するための勉強方法とは

正直合格するまで4回は、試験を受けました。
1〜3回目の勉強方法は、独学で勉強しました。書店にて本を購入して、まずは知識を頭に入れるために読み始めます。
本を読んだ部分ごとに練習問題があり、それをこなしていく勉強方法でした。
4回目は、短期コース(6月〜9月)の学校へ行って勉強しました。
その結果「合格」することができました。
結局「学校」へ行かないと合格は、難しいと思いますよね。
確かに「学校」へ行った方が、合格する確率上がると思います。
合格する確率が上がる理由は、勉強の仕方を教えてもらってるからだと思いました。
そこで、両方(独学と学校へ行った事)を経験した結果で、有効的だなと感じた勉強方法をお伝えしようと思います。
宅建士に「合格」するためには、勉強方法が大切です。
「宅建業法」「民法等」「法令上の制限」「その他の関連知識」どれからするの

参考書は、正直な話どれでもいいと思います。
どの参考書もそこそこ厚みがあり、説明がきっちりしていますので内容に大差はないです。
ぼくは、TACの学校に行ったのでTACのテキストを使っていました。
TACから発売されてる「宅建士12年過去問題集」や「宅建士の教科書」などは、わかりやすくていいと思います。
「宅建業法」「民法」「法令上の制限」「その他の関連知識」どれから勉強していくかです。
「宅建業法」→「法令上の制限」→「その他関連知識」→「民法等」
宅建業法
理由は、問題数が1番多い。20問あります。この項目で1番点数をとることが安易で重要だからです。
学校では、「宅建業法を制する者は、試験を制する」と言ってました。
全科目の中で最もやさしい科目のため、是非8割以上(16点)の得点を目指しましょう!合格の土台となる科目です。
テキストの目次から重要度(A〜C)を記載します。
①免許制度:重要度B
②宅地建物取引士制度:重要度A
③営業保証金と保証協会:重要度A
④広告・契約締結上の規制:重要度A
⑤3大書面(媒介契約・重要事項の説明・37上書面):重要度:A
⑥8種規制:重要度:A
⑦報酬額の制限:重要度A
⑧監督処分・罰則:重要度:B
⑨住宅瑕疵履行法:重要度A
宅建業法は、何度も勉強して行くとだんだん理解することができます。
法令上の制限
法令上の制限は、苦手とする人が多い項目です。
理解しにくい言葉が多いので嫌になりますが、8門中5〜6点を目標にしたいところです。
言葉の意味を理解できれば、基本的な問題が多いので高得点を狙える科目ですので、2番目にオススメです。
過去問から点数分配を記載します。
①都市計画法:8問中:都市計画で1点 開発許可で1点
②建築基準法:8問中2点ぐらいの分配が多い。
③国土利用計画法:8問中1点でるかな?ぐらい
④農地法:8問中1点
⑤土地区画整理法:8問中1点
⑥宅地造成規制法:8問中1点
⑦その他の制限法令:8問中1点
どれがでるかわかりませんが、各項目からでてる印象です。
その他関連知識
その他の関連知識も、法令上の制限と同じく問題数が8問と少ないです。
この科目は、5点免除をお持ちの人とそうでない人と勉強範囲が異なります。
5点免除の人は3問中2点、5点免除をお持ちでない人は、8問中5〜6点はとりたい項目です。
過去問からの点数分配わ記載します。
①不動産鑑定評価基準・地価公示:どちらかから1点
②税法:2点出題されることが多い
③住宅支援機構・広告に関する規制・不動産に関する統計:各1点ずつ計3点
④土地・建物の知識:土地1点・建物1点
5点免除の人は①・②のみ試験範囲となります。
民法等
民法等は、14問あるので合否をわける可能性が高い科目です。
理由は、他の科目「宅建業法」「法令上の制限」「その他関連知識」は、暗記科目です。他の人との差がつきにくいと思います。
重要なのに何故勉強するのが最後か?
それは、はっきり言うと「勉強してもよくわからない」「授業を受けてもよくわからない」「過去問やってもよくわからない」ほとんどそうなると思います。
だから勉強する順位は最後にしましたが、全くしないという選択はできません。
14点ありますかね!目標は半分の7点です!
勉強方法はどうするの?

学校へ行く前は、先に教科書を読んで、問題集をするを繰り返しました。
学校と言っても週に2回90分のみです。
民法等の授業は、入学時期が遅かったので、終わっていました。
他の「宅建業法」「その他の関連知識」「法令上の制限」のみ授業を受けました。
学校へ行こうが独学であろうが、やることは1つです。
過去の問題集を毎日やり続けるだけです。
「宅建業法」「その他の関連知識」「法令上の制限」「民法等」の項目ごとに問題集があれば1番いいと思います。
2つの項目の問題集を50問毎日しました。間違えたところを何故間違えたか覚える作業は必ずします。
1つの問題集を1通り終われば、また同じ問題集を最初からやり続けました。
正の字を問題に書いて何回も同じ問題を繰り返し繰り返し続けます。
問題集は、各項目1つずつで十分です。
試験の1ヶ月前から4つの項目で50問の過去問をします。
ひたすら毎日同じことをやり続ける。
このやり方で平成27年39点で合格しました。(合格基準点31点)
同じような問題が出題されることが多い
過去問をやり続けると、問題に慣れてきます。
結局同じような問題が出題されることが多いんです。
質問してくる言葉の使い方・表現がわかりにくくしていますので、それさえ注意すれば大丈夫です。
6月〜10月までの期間
毎日過去問する→間違ったところの勉強・復習
これを継続できれば合格すると思います。
本試験で出題される順番
権利関係(問1〜14) 法令上の制限(問15〜22)
税・地価公示・鑑定評価(問23〜25):不動産取得税、固定資産税、地価公示など。
宅建業法(問26〜45)
5問免除科目(問46〜50):広告、統計、土地・建物知識
ぼくは、宅建業法でスタートし、最後に民法等を回答しました。
民法等に時間をとられるより、他の科目に集中して先に終わらせるやり方は、点数を稼ぐ上でオススメです。
試験本番までに回答する順番も、考えておいた方が良いと思います。
試験対策としては、細かい所までこだわらない、深入りせず問題を解いていきましょう。
短期間集中して継続できれば合格できる資格ですので、短期集中で頑張りましょう!